第2回ゲーキャスペラコン応募作品一覧
タイトル:深淵の淵で
作者:ゲーキャス
一言:強くなって何をなすのか考えたい
審査員の感想:
EIKI:
斬新さ:★☆☆
完成度:★★☆
深淵をのぞく時(略)ってやつですね。
自分の行動によって世界の経緯に変化が加わるゲームは、特段珍しいわけではないですがやはり一定のユーザを引きつける魅力があります。
(例えば Skyrim など、オープンワールド系のゲームの系譜といった感じですね)
色んな分岐展開を考えて行くとそれだけ工数が増大していくので、ある程度それを包括するような仕組みをゲームシステム側から考え、形作っていく必要があります。
(多くの場合、シミュレーション要素やカルマパラメータなどで表現されることになります)。
こういうゲームは自分のアイデンティティがわざと不明瞭な所に置かれるケースも多いですが、
それを勇者とすることで、マーベルヒーローっぽい苦悩を描ける所はいいですね。
持込評価:作らない。もう一つ魅力を生み出すギミックが欲しいです。
ゲームキャスト:
最初は勇者を強化していくカードゲームでした。
しかし、生来の中二病なので気づいたら設定とか書きまくって普通にRPGになってました。
「ぼくの かんがえた せってい のーと」がA4用紙に3枚分あります(えっへん)。
--------そのほかの意見---------
・XCOMにストーリーをマシマシにした感じ?自動生成でどこまで補えるか…でも好き
・主人公の選択次第で世界が変動していくシステムが面白い。
最終的には人間と対立したり、主人公自身が邪神になったりするのだろうか、という想像をするだけで楽しそう。
地図にも変化が出ていきそうで、それも楽しみで続けていけそうなゲーム。
・あっこれはトゥルーエンド無くてモヤモヤさせる系ゲームですね。10年に1度はこういうゲームがあってもいいと思います!
・バトルが手ごわいとこういうシナリオ物は周回が面倒という印象を受けます、キャラクターの選択肢で世界変わるものは好みですが、
どこまで言っても選ばれなかった方に苦言を言われるのはモチベ的に難しいかなという印象を受けます
・中々テーマやメッセージ性があるゲームですね。雰囲気は好き。バトル(手ごわいぞ)の手ごわいぞは蛇足だと思う。ちょっとよくわからなかったのが、前半と後半の区切り。
シナリオ1が前半でシナリオ2が後半なのか?
チャプターのように複数のシナリオで前半が形成され、後半もまたいくつかシナリオがある感じなのか?
シナリオについてはライターの力次第なので、企画の評価にはし難く、ちょっと評価が難しい。
ゲームの進行(2部構成もたまに見る)やシステムについては新しいと思ったことはなかったので、次回応募するならそこを期待。
・鬱ゲーなのかな…? せっかくのハクスラの爽快感に水を差すことがなければいいのだけれど……。
作品一覧
戻る